移動の時間は、単に退屈な時間でしょうか?。

日本人は、乗り物で居眠りする人が多いですね。もっとも、外国では居眠りしていると、その間に荷物がなくなるという心配がありますが・・。

 

江戸時代に東海道を歩いて旅した人は、何日にもわたって富士山が見えたことでしょう。徐々に大きくなり、徐々に小さくなる・・。

そんな経験、現代ではなかなかありません。

 


富士川より望む 富士山


移動に時間をかけることによって、気持ちの切り替えができます。

飛行機で行くと、どうも地に足がつかないような不思議な気分です。 まだ、地元にいるような気がして、実感が沸きません。
列車や船で行った場合と、飛行機で行った場合、同じ場所でも違うもののような気がします。

 

何もせずに、流れゆく景色を見続ける。それは私にとって、慌しい日々から逃れた休息の時間です。
そこは、日常と非日常の中間地帯。

 


樽前山(走行中の車内より)−北海道−

移動の時間は、旅において大半を占めるはずです。
それが退屈だったら、旅は楽しめませんね。

 

 

列車の中で、忙しく携帯電話にメールを打ち込む操作をしている人を、よく見かけます。基本的に、日本人はじっとしているのが苦手のようですね。
私も、そういった傾向は若干あります。





三陸鉄道北リアス線(岩手県)
自然の風景の中を走る。


内浦湾(走行中の車内より)−北海道−

車窓から眺める夕日。

たくさんの鳥が舞う海。


旅行の場合、早く着けばよい、というものでもないと思います。

目的地へ到達するまでの「過程」、それは意外に大事なものかもしれません。